2009年07月11日

雑誌りらく バス見学ツアー

 告知が大変遅くなりましたが、現在販売されている雑誌「りらく」のイベントである住宅バス見学ツアーに古遊工房が参加します。
 このイベントの内容は、宮城県内の工務店4社が建設した自慢の住宅を雑誌りらくの読者が一軒、一軒見学してあるく企画で、一度に4社の住まいを見比べられる夢のイベントなんです。
 古遊工房では現在工事が進められている「名取 那智が丘の家」を見学してもらう予定。
 イベント当日は完成見学会と同時開催!楽しい企画も思案中です。
詳しくは雑誌 りらく または古遊工房展で!

 *今回の住まいでは伝統構法の真髄をお見せします!木の家 伝統建築 古民家再生 なら 古遊工房 へ!

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2009年07月06日

愛しの2Bエンジン

 最近、自分の車をイジルことを決意した。
イジルといっても車に興味が無い人にとっては「どうでもいい」話なのだが、マニアとってはかなりの一大事。
 そのイジル場所は・・・
ボンネットを止めてある樹脂製のクリップ〜ステンレスクリップに変更
すること。
 素人から見ると、「どこを変えたの?」と、思うくらいの小さな部品なのだが、マニアから言わせてもらうと、例えば、ジーンズで知られる「Levis」のビンテージである大文字の「LEVIS」が小文字の「Levis」に変更するぐらい大きなこと。もっと、分かり易く言うと、ヒップポケットの縫い目が、シングルからダブルステッチに変更されたぐらい重大なこと。
 私の車へのこだわりは「より純正に近く、乗り続ける」にこだわりを持っている。
 純正の樹脂製クリップをステンレスクリップに変更する理由は部品の老化が原因。この変更をしてしまうと、また純正からかけ離れてしまい、自分のこだわりからそれてしまう。
 たかが5cmにも満たないクリップ。されどクリップ。
製造されてから30年。純正のまま保持していくのは、かなり至難の業である。
 古民家再生は古遊工房へ。
 ランクル40再生は石巻 ランドモータースへ!
PICT0185.jpg
まだまだ現役BJ40
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2009年07月01日

1ピース構造

 たまには、趣味の靴の話。
今回紹介するのは「KAORU KANEKO」1ピース構造のレザーシューズ
 KAORU KANEKOは日本からイタリアへ渡り、靴のデザイン
縫製を学び、今や世界中で知られるシューデザイナーだ。
 さかのぼること4〜5年前、某デパートで夏用のサンダルを探していて、偶然発見したこの靴。見るからに原始人が履くようなシルエット、無骨な容姿に驚き、興味津々。
 店員さんからいろいろ説明を聞くと、この靴の最大の特徴は1ピース構造(一枚の革で作られている)であること。
 確かに、よく見ると縫い目はあるものの、側面、ソールともにつぎはぎした箇所が見当たらない!
 そしてもちろん、つぎはぎが無いぶんすごい丈夫。
本当は、夏に素足で履くサンダルを買いに出かけたのだが、店員さんの言うことでは、素足でこの靴をサンダル感覚で履いたほうがカッコいいとのこと。なんだか、石田純一になった気分だ!
 素足にレザーシューという組み合わせは当時かなり「ムレそう!」「臭そう」のイメージが強かったが以外にもレザーは通気性がいい!へたなスニーカーよりも全然快適だ。
 だいぶ昔のブログにも書いたが、やはり靴作りと古遊工房の家造りは似ている。
今回書いた1ピース構造の強さは、家造りで言うとどれだけ長い材料で(ジョイントなし)丈夫に造るか、と似ているし、靴の素材であるレザーと、家造りの大半を占める木材は、常に呼吸し内部を快適にする作用があるということ。
 なんだか昨日のブログといい、今回のブログといい、あぶらっこい話になってしまったが、結論を言うと、「自然素材で職人が造ったものはスゴイ!」ということ。
 長くなったんでこの辺でおわり。つづきは後ほど・・・
PICT0178.jpg
形状名はモカシンなのか・・・わからん!
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2009年06月30日

棟札の奥深さ

前回のブログのつづき・・・
 「奉上棟大元尊神家門栄昌長久守護所」の意味を知人に聞いてみた。
すると、以外にも棟札の奥の深さに驚く。
 上棟はもちろん棟上げの意味。大元尊神とは、中国の老子の思想で宇宙の根源の神様を意味する。大元だけであれば、明治憲法下では天皇を意味するらしい。
 なんだか中国なのか日本なのか、あまりしっくりこない・・・
まあ〜なにはともあれ、「神様、この家を災いから守り、長きにわたって、繁栄させてください」という意味だそうだ。
 その隣に書かれてある、五帝龍王神 岡象女命は
「五帝龍王神」ごていりゅうおうしん〜中国の陰陽道で天地創造の神
「岡象女命」みずはのめのみこと〜古事記に出てくる水の神
ここでも、中国と日本が混ざりってくる。なんだかよくわからん・・
 その他にも地域によってこんな神様を祀る時もある・・・
1)屋船久久遅命(ヤフネククノチノミコト)・・・木材の神・木霊
2)屋船豊宇気姫命(ヤフネトヨウケヒメノミコト)・・・屋根の神・稲霊
3)手置帆負命(タオキホオイノミコト)・・・工匠の守護神
4)彦狭知命(ヒコサシリノミコト)・・・同上
5)産土神(ウブスナノカミ)・・・その土地の神・鎮守の神様
男と女の神様バージョンも・・・
1)伊邪那岐命(イザナギノミコト)・・・伊勢神宮の祭神・天照大神のパパ
2)伊邪那美命(イザナミノミコト)・・・同じく、ママ
その他にも、五帝龍王神が生んだ5人の子どもが、火水木金土(東西南北と中央)だとか
それが「吹き流し」と同じ意味だとか、伝統構法の大工をやっていて、知らないことがあまりにもありすぎる!(恥)
 ということで、昔の大工に習って棟札を作製!
現在進行中の「名取の家」で納めるので、完成見学会のときに注意して見学するべし!

SANY0008.JPG
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2009年06月22日

古民家屋根裏潜入!

 3つぐらい前のブログで紹介しました岩出山の古民家の調査が、本格的に始まりました。
 まず初めに既存母屋の平面図と梁伏図を作成する。柱一本、一本を拾い落とすことなく、丹念に図面に記していき、その次に記した柱の位置に、どのように木組みされているかを、正確に梁の位置を記していく・・・。
 桁行16.5間x5.5間の超巨大古民家全体をスケッチするのに、2人で丸一日かかる。(ちなみにこの古民家は平屋で90坪もある!)
 そんな中、茅が残る屋根裏に潜入し、調査をしていると、約100年ほど前に当時の棟梁が書き残した棟札と、上棟式に飾る矢車を発見!
 超達筆な筆字で「奉上棟大元尊神家門栄昌長久守護所」と書かれてある。どう読むかはわからないが、なんだかおめでたい漢字がズラリと並び100年前の上棟も今と変わらず、めでたいイベントだったことが伝わってくる。
 そういえば、2年程前に秋田県 湯沢市の土蔵を解体した時にも同じ漢字が書かれた棟札を発見したのを思い出し照らし合わせてみた。(北茨城の家の施工例参照)
 「家門」の文字が「土蔵」になっていたものの、やっぱり同じ!
地域が違えど、棟札に書く文字は同じなのかも知れない。
 今度から古遊工房で上棟した現場には、これと同じ棟札を飾ることにしようと、思う。
006.jpg 004.jpg

裏には当時の棟梁の名前が書かれてある

きれいな筆絵に脱帽です



posted by 古遊工房 at 13:54| Comment(0) | TrackBack(0) | お仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする